Meno mosso!!!

2011年7月23日 閉鎖

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

パブロフの犬 《1 アドレス》

さーて、またたび日曜日がやってましりました。

今日塾があるのに宿題をやっていないという危機的状況で書き上げた、
そこまで渾身してない一作です。

懲りずに適当な地名を書いてたりしますが、あまり突っ込まないで下さい。
地理は嫌いなんです。



どぞ。



← プロローグ          第2話→





心臓の鼓動があれほどはっきりと聞えたのは初めてだった。

目の前にある異常なほどの血液を見て腰が完全に抜けてしまっていた。
息遣いは荒く、瞳はただ一点をじっと見つめてしまっていて動かすことができない。

視線の先にいるのは紅い血溜りの中心に立つ人物。

黒い髪の毛に黒いシャツ。ズボンも黒に近い色をしていた。
悪魔と見紛う風貌だった。


「…だ……誰…?」
かすれた声でそう尋ねるとその男はこちらをゆっくりと振り返った。
















「………そうですか、お時間を割いてしまってスイマセンでした」
そう言うと通行人の男は返事をする代わりに大きな舌打ちをして去っていった。

「…なんだよ、舌打ちまでする事ねーだろ」
「お前の聞き込みがしつこいからだろうが」
愚痴を垂れていると後ろから長谷見の声が聞こえた。

「どういう意味だよ」
「そのまんまの意味だよ。しつこいの」”しつこい”の部分だけ強調して言ってくる。
「俺の聞き込みのどこがしつこいンだよ」
「全部だな」
「……………」

今、俺と長谷見は渋谷駅の前に来ていた。
容疑者の小城とおぼしき人物が女性を連れて歩いていたという情報が入ったからだ。
理由は当然 聞き込み………、なのだが、どういう訳か全く情報が手に入らない。
そこで思案に明け暮れていた…。というとこだろう。

「お前はそもそも何度も何度も同じ事を聞き過ぎなの。そりゃあ、そんな何回も聞かれたらどんな聖人君子だってイライラするってもんだよ」
「…ウソついてるかもしれねーだろ?」
「なんのメリットがあるんだよ…」

「ま!ここは俺に任せて、聞き込み下手な三浦クンは休んでて居なさいよ」
そう言って長谷見は20代程度の2人組の女性たちの所へ向かった。


遠くからじゃ会話の内容は全く分からなかったが、少なくとも険悪な雰囲気でないことは見て分かった。
長谷見が聞き込みをしている所をあまり見たことがなかったので高みの見物と洒落こんで様子を見ていたのだが、突然3人が動き出したので慌てて長谷見に近づいた。
「おいっ、どこ行くつもりだよ!」
長谷見の肩を掴んで振り向かせる。

すると、きょとんとした顔で「どこって…カフェだけど?」といけしゃあしゃあと言い放った。
「なんでカフェに行かなきゃなんねーんだよ!」
「いやぁ、立ち話もなんだからさぁ」
「長谷見さん、その人誰ですかー?」
そこまで話終わった所でさっきの女性が話に入ってきた。

「ん?おぉ、コイツは俺の同僚。三浦って言うんだ」
「じゃあ三浦さんも刑事なんですかー?ヤバーイ!」
なにがヤバイんだ。なにが。

「とりあえずカフェ行こ!ね!」長谷見が女性たちを誘導する。
「おい!長谷見!」
俺の言葉をまるで無視して長谷見たちは人ごみの中を進んで行ってしまった。








「こちらメニューになります」
「あ、直ぐに出るんでいいで…」
「ありがとうございます~」
長谷見は俺の言葉をまた無視してメニューを店員から受け取った。

「じゃあ私アイスコーヒーで」
「私は紅茶」
「あ、俺ホット」
メニューをほとんど見ずに3人は注文する。
店員が急かすように俺の方を見てくるので、「俺もホットで…」と、あまり飲めないコーヒーを頼んでしまった。

「え?じゃあ君達まだ大学生なんだー。若いなー」
「そうですかー?」
「すごく大人っぽいからさー」
俺1人を置いて3人は喋りだす。
完全に孤立してしまった。というかこれは聞き込みなのか?

長谷見の袖を引っ張る。
「おい!これのどこが聞き込みなんだよ!」女性達に聞こえないようにコソコソ喋る。
「いいから、いいから。俺に任せとけって」
「じゃなくて、聞き込みを…」
「東女大なの!?頭も良いんだー」
またまた無視して話に戻りだす。

「…やってらんねー。俺、聞き込みしてくるわ」
「あ、おい!今からメアド交換するんだけどー」
「勝手にしてろよ!」


身勝手な長谷見を置いて俺はカフェを出た。
そのまま10分程度カフェの前で聞き込みを続けていたが、相変わらず貰えるのは新情報ではなく舌打ちばかりだった。

「だから、お前は俺に任せて休んでろっつたろー?」
女性たちとの会話が終わったらしく、長谷見が戻ってきた。

「お前じゃ話にならん。俺がやる」
「じゃあ新情報。手に入ったのか?」
「…………」
「ほらな」
「お前こそ手に入ったのは女子大生のメアドだけじゃねーか!」
「小城健介らしき男は今 浅草周辺に居るらしいぜ?」
「…どこでそんな情報を……」

長谷見は携帯を開くと俺に突きつけた。
さっきの女子大生のものと思われるアドレスが表記されている。

「女の子の情報網をなめちゃ駄目だぜ?」

「…お前良い男だな」
「当然だろ?」
スポンサーサイト

| 小説 | 16:19 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なんっかさ・・・
目に見えるほど腕上がってね?

| 紅白パンダ | 2010/04/04 20:39 | URL |

小説の書き方上手いな~~俺はいまだ文書くときに…をどう使えばいいかわかんねーよ

内容は個人的に今回は微妙かな

| 未確認動物 | 2010/04/04 21:32 | URL |

>紅白パンダ
以前の文章がウ○コだっただけ。それだけ。 (・ω・`)


>未確認動物
俺は頭の中でセリフを言って、間が欲しいなーって思ったら入れてる。

フヒヒw手厳しいwww
まぁ、そういうコメの方が勉強になるがな。 (・∀・)

| 色波 | 2010/04/04 21:58 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://soryaa.blog64.fc2.com/tb.php/224-fed3e5ed

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。