Meno mosso!!!

2011年7月23日 閉鎖

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パブロフの犬 《プロローグ》

サァ、やって来ました日曜日!

ぶっちゃけ何にも推敲してないのに来ちゃいました日曜日!!

メンドクセーよ日曜日!!!


今回の作品も前回同様適当なことばっかり書いてますが、温かい目で見守って頂けたらなぁ。と思っております。
初めてのミステリー系ですが頑張りますのでどうかよろしくお願いします。


それでは、どぞ。








昔から、手品師というものが嫌いだった。

手品自体は好きだ。
思わぬ所からコインを出して見せたり、切り刻んだはずの紙をまた出してみたり。
幼い頃そんな摩訶不思議さに魅了されて、テレビで手品番組が放映されていると始まってから終わるまでずっとテレビに張り付いて、親によく叱られたのを覚えている。

だが、それを演出するための種も仕掛けもあると知った時。
裏切られた。と、思った。
元々裏切られるような間柄でもないが俺の幼心は多大な傷を負った。

その傷が俺の将来を決めたのだと思う。


手品師の裏切りを知って以来、どんな物事にも仕掛けがあると信じて疑わなくなり、どんな物事にも科学的な裏付けを求めるようになった。
だから理科系等の勉学は好きだったが、答えが複数個ある曖昧な国語は大嫌いだった。
白黒はっきりしろよ。って。

未解決事件。と聞くとイライラした。
曖昧が嫌いだったから。


結局俺は刑事になった。

勿論、未解決事件を解決するためだ。










「…じゃあ、その時は誰も見てないんですね?」
「だからそうだって何回も言ってるでしょ!」少し古ぼけたマンションの廊下に明らかな苛立ちが込められた女性の声が響いた。

俺は手に持っている手帳をパンと勢いよく閉じると、「そうですか、ご協力有難うございました」と形式的な挨拶をした。
年を感じさせる口元の皺を思い切り歪ませて女性はフン!と言った後に扉を閉める。
その時に出来た風が俺の前髪を揺らした。髪が入ってきて目が痛い。

灰色のパネルが敷かれた廊下を進んで突き当たりのエレベーターに乗り、①のボタンを押した。


「無駄なお仕事ごくろーさん」
マンションから出て目の前に置かれている車の扉を開けたと同時に同僚の長谷見が適当な労いの言葉をかけてきた。
「もう少し歓迎してくれてもいいんじゃないのか?」
「完全に謎の事件を追うバカなパートナーの脚になる俺にこそ労いの言葉が有るべきじゃないのか?」
「仕様がないだろ、俺は運転免許もってないんだから」
「フン」

俺は今5年前に起こった殺人事件について調べていた。
まともな目撃者もおらず、犯人を断定する証拠もないために2年ほどで捜査が打ち切られた、まさに未解決事件と呼ぶべき事件だった。
「そもそもよー、三浦、なんでこんな事件ばっか調べてんだよ」
「いつか言ったろ?俺は白黒はっきりさせたいだけだ」
「じゃあ、俺を巻き込むなよ」
「パートナーじゃないか。それに、どうせ暇なんだろ?」
「んなこたねーよ。俺、今日合コンだし」
「少なくとも今は暇だ」
「くそ」

「じゃあ、次は被害者宅付近を調べてみるかー」
「はぁ!?何言ってんだよ!もういいだろうが!!」
「そっちこそ何言ってんだよ、まだ事件は解決してないだろう?」
「100人以上の人間が2年かけて調べてんだよ!もう何にも見つかる訳ねーだろ!大体―」
長谷見がそこまで喋ったところで携帯の電子音が聞えた。長谷見のだ。

「…はい、もしもし。……はい、はい。………分かりました、直ぐ向かいます」

携帯を切った長谷見は嬉しそうに俺に言った。
「おい!事件だ!すぐに本部に向かうぞ!!!」
「はぁ?本当かよ?」
「本当だよっ!さ!戻るぞー!!」
不謹慎な喜び様の刑事は車を急発進させて本部に向かった。




『事件は池袋にあるマンションにて発生。
被害者はグーリーンハイツ302号室の住民、加藤綾菜とその娘の加藤美鈴です。
加藤綾菜はナイフで刺され重体。加藤美鈴は犯人に連れ去られました。
容疑者は小城健介。加藤美鈴とマンション付近を歩いているのを通行人が目撃しています。』
マイクで声量を大きくさせた男が事件について話していた。

「なんでこんな事件をやんなきゃいけねーんだよ…」俺が周りには聞えないようにボソボソと喋った。
「文句言うなよ。昔よりも今の事件やってる方が有意義だろ?」長谷見が同様に小さな声で喋る。
「そんな事やるために刑事になったんじゃねーのに…」
「これが刑事の本分だろう」
「はー………」
やる気の上がらない俺を置いて事件の説明はどんどん進んでいった。



説明終了後、俺たちが命令されたのは1つだけ。
事件発生地域で聞き込みを徹底的にする事。
古典的だな。と俺がぼやくと、長谷見が「よく言うよな」っていう顔をしていた。



「決めた」市街地を走る車内で俺は突然そう言った。
「何をだよ」前を見ながら長谷見が聞く。
「この事件さっさと終わらして、さっさと元の事件に戻ろう」
「さっさとって…。お前個人が頑張ってどうなる物じゃねーだろ」
「とりあえず今日は一日中聞き込みだな」
「無理だよ」長谷見が即答する。
「なんで?」

「俺、今日合コンだから」
溜息が出た。
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| 小説 | 22:09 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ヤッホーー!!
待ちに待ってたぜ
これから毎週楽しみだぜ

| 未確認動物 | 2010/03/28 22:39 | URL |

楽しみにしてくれるのは嬉しいんだが…。
ぶっちゃけ今回は話の進め方が分からないから、つまらなくなるかもしれん。

あまり期待せんでくれ。 (´・ω・`)

| 色波 | 2010/03/28 22:48 | URL |

単純におもしろい。
でも刑事ってこんな適当なのか?

| 紅白パンダ | 2010/03/29 18:03 | URL |

ありがとぅぅぅぅ。 r(^ω^*)
刑事なんて世界に何万と居るんだよ。1人ぐらい適当なヤツが居てもおかしくないだろーが。
(世間ではこれを屁理屈と呼びます)

| 色波 | 2010/03/29 22:06 | URL |















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