Meno mosso!!!

2011年7月23日 閉鎖

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泣けない涙《第6話》

今回出てくる社名 めっちゃ適当…。
もちろん適当に作ったものなので、存在してません。
あったとしても一切関係ありません。ハイ。

会社とかそういうの疎いから職務まで知ってるヤツを適当に採用しました。

あ゛ーグダグダだー。


どうぞ。




←第5話          第7話→




目が覚めた。

平日の昼間だが俺は家にいた。

陸上でさえも出来なくなった俺は全部にやる気を失くして、
最近はずっと引きこもっていた。

と、いったら聞こえは良いが、
俺はただ繁に会うのが怖かっただけなんだ。
あれ以来繁とは一度も喋るどころか、目を合わせることさえできなかった。



ゆっくりと布団から這い出て部屋を出る。
廊下に出ると一番奥の扉に目をやった。
扉の隙間には埃がたまっており、長い間あけられていないことを物語っていた。

無言のまま踵をかえす。
そして階段をゆっくり降りていく。

うちの家は階段を降りたらすぐそこに玄関があるのだが、
そこには母さんがいた。
お客が来ているようだ。

灰色のスーツをビシッと着込んでいて、メガネをかけている。
いかにも仕事が出来ますって感じの男だった。


談笑をしていたからなのか、
男と母さんは顔がほころんでいた。

男がこちらに目を向ける。
「あ、もしかして泰知君かい?」
人懐っこい視線をこちらに向けながら言ってきた。

「あら、泰知。あなたにお客さんよ」
「客ぅ?」





「どうぞ」
「あぁ、どうも」
男の前に紅茶が置かれた。
そしてその向かい側には俺がいた。

ふわっとする甘い匂いが漂う。

「で、俺に話しってなんですか?」俺は早速切り込む。
「うん?あぁ、話しね」
紅茶を少しだけ口に入れた後に、ゆっくりと話し始めた。


「実はね、僕は君の病気を治そうと思っているんだ」
「…は?」

「今の医療ならきっと君の病気は治る」
「…はぁ?」

「いや、治してみせるよ」
「はぁぁぁ?」

「よし、それじゃあ早速病院に行こうか!」
「ちょ、ちょちょちょっと!待ってください!!」
いきなり席を立つ男とそれを制止する俺。

「アンタ一体誰なんですか!?」

「おっと、忘れていた。私は…このような者だ」
男は内ポケットから名刺を差し出した。

名刺には、
WMO 技術行使取締役   遠藤 宗一
と、書いてあった。

「W…MO…?」
「世界 医療 公的社 だね」
「世界ぃぃ!!?」

「要するに僕は偉い人だよ」


頭が上手く回らない。
混乱してきた。

「な…なんで取締役が…?」
「ん。それは名ばかりだね。特に何の仕事もしていない」


「…さて、もう一度聞こう。僕に君を治させてくれ」

男…もとい遠藤さんの言葉はあまりにも真っ直ぐ過ぎて、
今の俺にはまぶしすぎた。


「…け、結構ですっ!!!」

思わず断ってしまった。
何やってんだ、俺…。



俺はリビングを飛び出して、階段を駆け上がる。

「何度でも来るよ~っ!!」



遠藤さんの声が俺の背中越しに聞こえた。
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| 小説 | 18:02 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

No title

話が広がってきた。
いいんじゃないっすか?

| 紅白パンダ | 2009/11/09 22:04 | URL |

No title

いやっほーい!
どこら辺が広がってるのか全く分からないけど、
いやっほーい!

| 色波 | 2009/11/09 22:46 | URL |















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